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マンションでお風呂リフォームをするときの準備や注意点

たくさんの人が暮らしているマンションには、物件ごとに定められた管理規約があります。
ルールを守らずにお風呂のリフォームを実施すると、大きなトラブルに発展することも少なくありません。

本記事では、お風呂リフォームをする前に知っておきたいマンションならではの注意点をご紹介します。
工事が終わった後も住民や管理会社と良好な関係を保ち、心地よく生活していくための参考にしてください。

マンションでお風呂をリフォームする前の準備

マンションでお風呂をリフォームするときは、工事までに済ませておかなければならない準備があります。
工事の中断を余儀なくされるなどといったトラブルを招かないよう、マンションのルールをしっかり把握しておきましょう。

管理組合へ工事申請をする

マンションでリフォームをするときは管理人さんや管理会社を通し、管理組合へ申請書類を提出する必要があります。

一般的な申請内容は以下の通りです。

  • 工事日程
  • 施工内容
  • 施工する業者の情報

申請書の他に工程表や図面など、添付書類が必要となる場合は工事業者に作成を依頼しましょう。
また、物件によっては上下左右にお住まいの方の同意書が必要になることもあります。
承認が降りるまでに2週間〜1ヶ月ほどの時間を要するため、施工日は余裕をもって設定することをおすすめします。

近隣住民へあいさつをする

工事は騒音や作業員の出入りを伴うため、リフォーム前に住民への周知を忘れてはいけません。
あいさつをする範囲は、上下左右(4件)と斜め上下(4件)の合わせて8件分が望ましいです。
しかし、廊下を挟んだ向いの部屋やエレベーター付近のお部屋など、影響が及ぶお宅がほかにもある場合は、臨機応変に対応することをおすすめします。
また、あいさつ時は、500〜1,000円程のお菓子やタオルなどの粗品を用意すると良いでしょう。

駐車場所や仮置き場所・作業スペースの確保

マンションでリフォーム工事を行うときは、工事車両の駐車や加工作業のスペースなど、共用部分を使用する場面が必ずあります。
しかし、好き勝手に場所を使ってしまうと、クレームが入って工事を中断しなければならないこともあるため、管理人さんや管理会社へ事前に確認をとってから工事に臨みましょう。
マンションには色々な方が住んでおり、介護車両や宅配業者の出入りも頻繁です。
できる限り周囲に迷惑をかけない配慮が大切といえます。

マンションのお風呂リフォームで気をつけること

共同住宅であるマンションでお風呂のリフォームをするときは、滞りなく工事を終えるために気をつけるべきポイントがあります。
マンションでお風呂のリフォームをするときの注意点を解説します。

躯体(くたい)や共用部分は傷めない

マンションで工事を行う際は、管理組合の許可なく躯体や共用部分に手を加えないことが鉄則です。
躯体は建物自体の耐震性にかかわるため、穴あけや斫り(はつり)による加工が禁止されています。
また、専有部内を縦に通してある排水縦管も、リフォームで手を加えてはいけない共有部分にあたります。
加工を禁止されている箇所を無許可で施工すると、賠償問題などに発展する可能性もあるので、絶対に手を加えないようにしましょう。

最悪のケースを想定して業者に確認しておく

リフォームはどれだけ最善の注意を払っていても、搬入出時に壁や床を傷つけてしまったり、漏水事故を起こしてしまったりする可能性があります。
そのようなトラブルが発生した際に、誠実な対応をしてくれる業者に工事を依頼することが大切です。
不測の事態が発生したときの対応方法について、「明快な説明をしてくれるか」や「瑕疵保険(かしほけん)へ加入しているか」などを判断基準にすることで、優良業者を見抜くことができます。

マンションでお風呂リフォームをする際のポイントまとめ

マンションでお風呂のリフォームをするときは、戸建て住宅よりも多くのことに配慮して準備から工事までを行う必要があります。
工事申請や近隣あいさつ、共用部使用の事前打ち合わせなど、準備を徹底して工事に臨みましょう。
ただし、ルールは物件によって異なるため、お手元の管理規約や管理会社としっかり確認することを怠らないようにしてください。
マンションでのリフォームに慣れており、工事申請や近隣あいさつ、工事当日の打ち合わせを代行してくれる業者へ工事を依頼するのもおすすめです。

当社では、マンションでの豊富な施工実績をもとに、失敗のないリフォームをサポートいたします。
はじめてのマンションリフォームで不安を抱えている方は、お気軽にご相談ください。

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