家の中で使う頻度が高いキッチンは、いつもスッキリときれいな状態を保っておきたいところです。しかし、収納が少なかったり掃除がしにくかったり、悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。毎日の大切な食事づくりのために、使いやすくて居心地のよいキッチンであることはとても大切です。
ここでは、よくあるキッチンのお悩みの中から、いつも片付いていて、きれいなキッチンを保つためにリフォームで解決できることを2つご紹介いたします。
このページの目次
収納量を増やす
キッチングッズなどをすべて収納できるように収納量を増やします。コンロ周りやワークトップなどに、ものが出しっぱなしになるのを防ぎます。
キッチンの収納は家族構成や人数に合わせて考えるとよいです。小さな子どもがいる家庭なら、食器が増えていくことを考えて収納を多めにします。子どもが独立した家庭であれば、それほど収納を増やす必要はありません。
キッチンの収納にはさまざまなものがあります。その中からキッチンが散らからないようにするための「隠す収納」をポイントにご紹介いたします。
床下収納を増設する
床下を有効活用した収納です。場所をとらずに収納量を増やせます。キッチンの見た目に影響がなくスッキリと収納ができます。
背面(壁側)収納を設置する
キッチンの背面に収納を設置します。調理しながら必要な道具や食器なども取り出し可能です。使い勝手が良いので家事効率も上がります。調理家電も収納できるサイズであれば、よりスッキリしたキッチンになります。
パントリーを設置する
食品や飲み物をストックするためのパントリーを設置します。食品や飲み物以外にも、災害時のための保存食の備蓄や、使う頻度の低いキッチン用品の収納が可能です。オープン棚であればどこに何があるのかひと目で分かり、探す時間を取りません。
掃除をしやすくする
常に清潔なキッチンを保つためには、掃除がしやすいキッチンにすることです。そのため、コンロやレンジフード、水栓などの設備とワークトップやシンクなどの素材の両方を十分に検討する必要があります。
調理中の油はねやふきこぼれ、シンクの水垢などこまめに掃除をしなければすぐに汚れは溜まります。
「掃除がしやすいこと」をポイントに、レンジフード・キッチンパネル・コンロ・ワークトップ・シンクの4つ設備の選び方をご紹介いたします。
レンジフードの選び方
自動洗浄機能が備わったレンジフードや、フィルターのないレンジフードがおすすめです。
自動でレンジフードを洗浄するタイプや、回転するファンなどに油を含んだ煙がぶつかり遠心分離で汚れや油をトレーに集めるノンフィルタータイプは、お手入れの時間も手間もかかりません。
キッチンパネルの選び方
凹凸がないフラットな形状のキッチンパネルがおすすめです。表面に汚れにくい加工が施されているものであれば、汚れが付きにくく掃除がしやすいです。金属製のステンレスなどは掃除の際にこすると傷がついて汚れがそこから入ってしまうので注意しましょう。
コンロの選び方
掃除がしやすいコンロは、ガスコンロよりも断然IHです。五徳がないので表面は完全にフラットです。調理中にふきここぼれても、水拭きするだけできれいになります。
しかし、火力にこだわりたい場合は、ガラストップのガスコンロを選べば、従来のガスコンロよりも掃除がしやすくなっています。
ワークトップの選び方
ステンレス製で、汚れが落ちやすい加工が施してあるものがおすすめです。ワークトップは食材を並べたり、調理をしたりするので清潔に保てるものを選びましょう。
シンクの選び方
水が流れやすい形状に加工してあるものがおすすめです。水をかけるだけできれいにすることができます。汚れがつきにくいので掃除にかかる時間が短縮できます。
まとめ
キッチングッズなどで散らかったキッチンは、料理や掃除がしづらく、快適とはいえません。収納量を増やすことや掃除をしやすくすることで、いつもスッキリきれいなキッチンを保てます。
キッチンで過ごす時間をより心地よいものにするために、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。