に投稿 2件のコメント

リフォームで自宅サウナを実現するなら、浴室にミストサウナ後付けがおすすめです

テレビ東京で放送されたドラマ『サ道』の人気もあり、今まさにサウナがちょっとしたブームになっています。
そして長引くコロナ禍を受け、今までは外出先で楽しんでいたことを自宅で楽しみたいという需要も高まっていて、当店にも「自宅にサウナを設置したい」というお客様からのご要望がとても増えてきております。
ですが一般的なサウナは工事費用が高額になりがちで、しかもリフォームとなるとサウナのためのスペースを確保するのがそもそも難しいという現状があり、多くの方はそういった点をとても心配していらっしゃいます。
そこで今回、自宅にも簡単に設置できる『ミストサウナ』について、その魅力や特徴などを書いてみたいと思います。

サウナの種類を簡単におさらい

乾式サウナと湿式サウナという、大きく分けて2種類のサウナがあります。
スーパー銭湯などにある、いわゆるサウナと言えば乾式(ドライ)サウナです。
こちらは温度が高く(100℃前後)乾燥していて、強い発汗効果があります。
もちろんドライサウナの設置工事も当店では行っておりますので、ご興味ある方は是非お問い合わせください。

一方湿式(ウェット)サウナは文字通り湿度が高く、ドライサウナと比べて低温(40-80℃)で行うものになり、さらにスチームサウナとミストサウナという2種類に分かれます。
スチームサウナは水蒸気を室内に満たし、ミストサウナは温水を噴霧してそれを全身で浴びるというものです。
とても似ていますが、スチーム(蒸気)は気体なので下から上に上がり、ミスト(霧)は液体なので上から下に落ちていくという、機能的な違いがあります。
スチームサウナの代表例としては『ロウリュ』と呼ばれるフィンランド式サウナがあり、これはホットストーンに水をかけることで水蒸気を発生させるというものです。
それに対してミストサウナは、一般的なご家庭の浴室に専用の機器を取り付けることで使えるようになります。
自宅用としてはこのミストサウナが、特に手軽さやコストなどの面でとても導入しやすいものになっています。

ミストサウナとは?

ミストサウナとは、浴室内に温かい霧を充満させることで体を暖めるサウナのことです。
高温のドライサウナと比べてかなり低温(40℃前後)なため、体への負担が少なく、温度差が激しい冬の浴室で起きがちなヒートショックの危険性もぐっと下がります。
家庭用のものでは、主に浴室乾燥暖房機の追加機能として付いている場合もあり、付いてない場合は追加することもできます。
またミストサウナにはガス式と電気式があり、通常はガス式の方が日々の光熱費はお安くなります。

ミストサウナの魅力

ここまででサウナのおおまかな種類、また今回ご紹介するミストサウナについての概要はご理解頂けたかと思いますので、ここではミストサウナの魅力を紹介します。

リーズナブル

導入コスト、日々のランニングコスト、ともにドライサウナなどと比較してもお得です。
導入コストについては後述しますが、ランニングコストについては、一般的な使い方をした場合に通常1回あたり30〜50円程度となります。

様々な良い効果

ミストサウナは、ドライサウナやスチームサウナなどと同様にいくつかのうれしい効果や効能があるとされているので、それをいくつか紹介します。

美肌効果

体温よりも少しだけ高い温度を持った霧状の水分が、肌の奥に浸透していき、お肌が潤って美肌になります。

発汗効果

浴槽入浴と比べて1.5〜2倍ほど汗を多くかくと言われていますので、汗をたくさんかいてデトックス効果も期待したい方に良いでしょう。
ただしドライサウナやスチームサウナよりは発汗効果は期待できないようなのでご注意を。

リラックス効果

温度は通常のサウナよりも低い約40℃ほどで、体に負担をかけずにゆったりした気分でリラックスしながらミストに浸ることができます。それによって肉体的な効果だけでなく、精神的にも良い効果を得ることができます。

浴室をそのままサウナにできる

これは自宅リフォームでサウナを設置したい多くの方にとって最大のメリットになるかもしれません。
ドライサウナであれば、新たに部屋を増築するか、または何かの部屋をサウナ用に作り変える必要があります。
ですので日数的にも費用的にも負担は大きくなりますし、そもそも部屋が余っているということ自体がレアケースですので、浴室をサウナとしても利用できるのはうれしいですよね。

体や心臓への負担が小さい

ドライサウナは100℃前後の熱気を体全体で受けますので、発汗効果は高い一方、体、特に心臓への負担が大きく、さらに乾燥しているので喉や肌にも負担がかかるというデメリットがあります。
また熱々にお湯を張った浴槽入浴はとても気持ちが良いものですが、特に冬場はヒートショックの心配もあり、高齢者の方は気をつけなければなりません。
一方でミストサウナは、ミストで優しく体全体を包み込むように温めてくれるので、高齢の方や小さいお子様も含め老若男女全ての方にとって安心の入浴方法なんです。

介護の負担が軽減

高齢者や要介護者の方にとって、浴槽をまたいで入らなければならない入浴は大変なものです。
そしてもちろん、介護をされる方が何より大変です。
ですがミストサウナならそもそも浴槽に入る必要がありません。
要介護者がいらっしゃるご家庭に、ミストサウナを是非おすすめします。

ミストサウナの種類

ミストサウナを浴室に導入する場合、主に2つの方法があります。
ここではその違いを説明します。

壁掛け式

こちらはエアコンのようなタイプで、文字通り浴室内の壁に取り付けてミストサウナを使います。
設置工事自体はそれほど大がかりではありませんが、熱源機という機器の用意が必須で、設置には専門の業者が必要です。
浴室内に出っ張り箇所ができてしまうのが難点です。

天井埋め込み式

このタイプは天井に埋め込むので室内スッキリ、今まで通り広くゆったり使えるようになっています。
設置にあたっては、浴室の天井裏の給排水と換気ダクト、さらに電気の配線など工事が必要になりますのでご注意ください。

自宅ミストサウナの導入費用

ということで気になるお値段ですが、壁掛け式でも天井埋め込み式でもあまり大きくは変わりません。
むしろお客様の浴室の状況やご要望などによって最適な方式や工事方法などが変わってきますので、詳しくは当店の担当者に是非ご相談ください。
以下は大まかな概算費用となります。

トータル費用

30-50万円ほど

※工事費込み

内訳

壁掛け式:商品代10万円前後+熱源機代+工事費
天井埋め込み式:商品代20万円前後+工事費

おすすめメーカーの紹介

いくつかのメーカーさんがミストサウナ機能が付いた浴室暖房乾燥機を取り扱っていますが主なところはリンナイ、東京ガス、ノーリツの3社になります。
これらのメーカーのものを選んでおけば、まず失敗しません。

リンナイ

リンナイのミストサウナはガス式です。
浴室暖房乾燥機にミスト機能が付いたものと、ミスト機能単体のものがあり、すでにご自宅に浴室暖房乾燥機があれば、後付でミスト機能を付けることもできます。
プラズマクラスターイオンによって浴室内を除菌できるので、お手入れも楽ちんです。

東京ガス

こちらもガス式になります。
ラインナップが豊富で、壁掛け式も天井埋め込み式も商品が揃っています。
ミストサウナ以外にも浴室暖房や衣類乾燥、涼風など様々な機能で365日ずっと快適な入浴体験を得られるでしょう。

ノーリツ

低価格で導入できる『かんたんミスト』は、浴室内に乾燥機があればすぐに取り付け可能という手軽さが魅力。
壁掛け式、天井埋め込み式どちらも取り扱いがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
当店にご相談にいらっしゃるお客様にミストサウナの提案をさせて頂くと「想像していたより安くて手軽に利用できる」と、ビックリされることがよくあります。
サウナと一口に言ってもその種類は様々ですが、ご自宅の浴室に簡単にサウナ機能が追加できるこのミストサウナを、当店では心からおすすめ致します!

リフォームで自宅サウナを実現するなら、浴室にミストサウナ後付けがおすすめです」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    埼玉県内在住です。
    我が家のお風呂にこの記事のようなサウナをリフォームで入れたいと思っています。
    予算はいくらぐらいでできますでしょうか?

    1. この度は、お問い合わせ頂きまして誠にありがとうございます!
      壁掛け式にするか天井埋め込み式にするか、またお客様のご自宅の場所や設置箇所の状況などによって変わってきますが、サウナ、工事費など全て込みで基本的には30万円から50万円程度で施工させて頂いております。
      具体的なご希望などをお伺いできれば詳細なお見積もりをさせて頂くことができますので、以下のお問い合わせフォームから是非ご連絡ください!
      https://kosuda-reform.com/inquiry/

コメントを残す