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和室リフォームの方法は?和室を和室以外にする方法も解説

畳の香りは日本人にとってなじみ深いものです。そんな畳が敷かれている和室も時間が経てばリフォームする必要がでてきます。最近はひとくちにリフォームといっても、簡単なものからお金をかけたものまで選択肢は数多くなりました。今回は和室のリフォームについて、和室以外にリフォームすることも含めてご紹介します。

和室のリフォームはどんなものがあるの?

畳の張り替えや裏返しもリフォームだとすると、和室のリフォームは範囲が非常に広いものです。大きく分類すると以下のようになります。

  1. 和室のままでリフォーム
  2. 和モダンな和室にリフォーム
  3. 和室を和室以外にリフォーム

もちろん、費用のかけ方に違いも出てきますし、重なり合う部分もあります。これらをひとつずつみていきましょう。

使い方はそのまま!和室のままでリフォーム

最初は和室をそのまま和室として利用するためのリフォームです。使い方はこれまでとほとんど変わりません。費用も節約できる可能性がもっとも高い方法です。今の和室の使い方に特に不満がなく、経年劣化した箇所を新品に戻すような感覚となります。

どんなリフォームがある?

現状のままリフォームするとなると、畳やふすまの張り替え、新調が考えられます。畳は長持ちしますが、劣化する部材です。丁寧に使っていても一定期間ごとにメンテナンスが必要となります。和室の壁も建売住宅やマンションで主に使用されているのはクロスです。クロスも劣化や破損があればリフォーム対象となるでしょう。

和室のままのリフォームのメリット

和室をそのままリフォームすれば、これまでの使い方と変わりません。和室の使い方に不満がなければそのまま利用することができます。費用面でもメリットはあります。床の張り替えなどが伴わないため、費用を安くできる場合が多いのです。畳の張り替えだけであれば数万円からリフォームすることもできます。

おしゃれな空間に!和モダンな和室にリフォーム

住宅雑誌などに紹介されているような、おしゃれな和室を「和モダン」という言い方をします。この和モダンに明確な定義はないものの、現代の生活様式に沿った和室ということができるでしょう。

どんなリフォームがある?

和モダンな和室の特徴のひとつとして板の間の利用があります。畳の部分を中央部に残し、部屋の周囲はフローリングにするものです。部屋の中でのコントラストが効いてシャープなイメージとなります。フローリング部分に家具を置けば、畳の劣化や家具の重さによる沈み込みを防ぐことが可能です。畳も琉球畳がよく使われます。畳を一段高くして小上がりにすることも一案です。

和モダンな和室にリフォームのメリット

純粋な和室ではなく、現代の生活にマッチした和室に生まれ変わります。例えば小上がりにすることでソファのような感覚で畳を利用できるのです。部屋の周りをフローリングにすると、その部分に家具を置くこともできます。これまでの和室とは違った、おしゃれで機能的な和室にしたい、という人には最適なリフォームです。

より便利に!和室を和室以外にリフォーム

和室よりも洋室にしたい。そんな相談も増えています。現在は畳に座らず、スリッパを履いて椅子に座るライフスタイルも多くなりました。こうした生活が中心となると和室を和室以外にする要望が増えるのもわかります。和室を和室以外にするリフォームについてみていきましょう。

どんなリフォームがある?

畳を撤去して床をフローリングにすることが中心です。畳を撤去すると、畳の厚みの分だけ床が下がるため、下地工事をする必要があります。また、壁をクロスに変更することも良く行われるリフォームです。この場合でも壁と天井の境には廻り縁(まわりぶち)、壁と床の境目には巾木(はばき)を取り付けます。

和室を和室以外にするリフォームのメリット

和室をあまり利用していなかった場合、洋室になることによって利用できる面積が増えます。畳やふすまのメンテナンスをする必要もありません。特に車いすが生活に必要な人がいる場合には洋室へのリフォームもおすすめです。

まとめ

生活様式の変化もあり、和室のあり方も変化しています。新築住宅やマンションには和室がない間取りもあるくらいです。こうした和室への考え方に対応して、家や家族にあったリフォームを考えていきましょう。

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