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太陽光発電はリフォーム時が良い? そのメリットとデメリットを解説

温暖化対策や地球に優しいエコな発電として、近年定着してきた太陽光発電ですが「導入したことを後悔している…」や「導入タイミングは今ではなかったかもしれない…」などという事を購入後に思いたくないものです。
ここではリフォーム時に太陽光発電を設置するメリットとデメリットをご紹介いたします。

太陽光発電を導入する前に

まずは導入をする上での検討ポイントについて説明します。

自分のライフスタイルに合っているか?

太陽光発電はシステム導入費用が高いので、発電量や日照時間に左右されて持ったほどの収入メリットが得られない場合もあります。

長期間住む可能性があるか?

太陽光発電は短期で初期費用を回収する計算にはなっていません。
約10年以上利用して初期費用回収するのが一般的となりますので、長期で同じ場所に住む必要があります。

発電量の妨げになるビルや大型施設が近隣にないか?

太陽光発電ゆえに、有効日照時間である朝8時から17時に影となる建物があると発電量は予想以上に少なくなります。
近い将来の建設予定も考慮する必要があります。

積雪量が2m以上あるか?

雪国ならではの問題ですが、積雪量が2mを超えるような地域は発電パネルが荷重に耐えられなくなり倒壊の危険があります。

メリットとデメリット

ここからは太陽光発電をリフォーム時に設置する場合のメリットとデメリットについて、主なものをまとめました。

メリット

まずはメリットから、代表的な3点をピックアップしました。

固定資産税

新築の場合には、太陽光発電パネルを屋根素材の一つとして設置することが多いため、固定資産税が発生するケースが多くなります。
リフォーム時に後乗せする場合は、取り外し可能な太陽光発電パネルの設置が多いので固定資産税がかかりません。

製品を熟考できる

リフォーム時に設置する場合は、家屋がすでに建設してある状態ですので急いで決める必要が無いのが魅力です。
新築時に検討する際は、工期などの影響である程度迅速にメーカーや製品を決める必要があります。

効率の良い太陽光発電システムを検討可能

屋根のリフォームと併せて太陽光発電の設置を検討する事が最大のメリットと言えます。
屋根をリフォームする事で太陽光発電の向きや形状もある程度自由に設計できるので、効率の良い太陽光発電システムを検討できます。

デメリット

次にデメリット、こちらも3つに絞って紹介します。

屋根への負担

家の設計時に太陽光発電設置を検討していない屋根に後乗せすると屋根にかかる負担は想定よりも大きくなります。
強度不足の為に重量制限が発生し最適な太陽光発電システムを設置できなくなる可能性があります。
もしご判断が難しい場合、当店の専門スタッフが対応しますので是非お気軽に049-283-7504までご連絡・ご相談ください。

金銭負担

新築時に太陽光発電を設置すると住宅ローンに組み込めます。
後付けの場合は、ソーラーローンしか組めないので少し割高になります。

屋根の保障

新築で家を建てると、新築時に工務店やハウスメーカーによる10年間の瑕疵担保責任が「品確法」として定められています。
簡単にいうと、家の構造耐久年数や屋根や外壁の継ぎ目を雨水から防ぐ部分の保証責任期間の事です。
その為に、後乗せで屋根に穴を開ける太陽光発電を設置すると防水保証が失われてしまいます。
このあたりは例外もあり、詳細を説明するとかなり長くなってしまいますので、詳しくは当店のスタッフにご相談頂ければと思います。

何を基準に考えるかで決まる

太陽光発電をリフォーム時と併せて導入すれば費用面でも効率よく検討が可能です。
後乗せする事で防水保証が切れるかもしれませんが、10年間の瑕疵担保責任期間後に太陽光発電を検討する事で保証期間などは気にすることなく太陽光発電を導入する事が可能です。
新築時とリフォーム時で太陽光発電を導入すると、どちらもある程度メリットとデメリットはあります。
その時のご自分が重要視するポイントでよく考えられて設置する事で後々後悔する事が無くなります。

埼玉県内であれば基本的に対応可能ですので(都内やその他の地域も場所によっては対応可能)、ご興味ある方は是非お気軽にご相談ください!

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